ロボジョイちゃれんじ教室

12-1 EV3タブレット版アプリ入門

第1回「初期設定とモーター制御」

この連載では「教育版レゴ マインドストームEV3 プログラミング」を使って、タブレットでEV3のプログラミングを行う方法を紹介していきたいと思います。


◆EV3アプリについて

「教育版レゴ マインドストームEV3 プログラミング」とはEV3を動かすための専用のアプリのことです。 海外では「EV3 Programming App」と呼んでいます。名前が長いので、ここでは「EV3アプリ」と呼ぶことにします。 タブレットに対応していますので、指一本で手軽にEV3を動かすことができるというメリットがあります。パソコンでEV3をプログラミングするツールとしては「EV3ソフトウェア」があります。EV3ソフトウェアと比べると、EV3アプリは機能が大幅に制限されています。 本格的にプログラミングを行いたい場合にはEV3ソフトウェアを使いましょう。 EV3アプリの対応機種はiOSやAndroidなどです。他にもChromebookやKindle HDXにも対応しているようです。今回記事ではiPad Air2(iOS)と2013年版Nexus 7(Android)を使って紹介します。

EV3アプリは レゴ エデュケーションのEV3用のダウンロードページ から入手しましょう。
ダウンロードするサイズは800MB以上あります。

今回使用するロボットです。教育版レゴ マインドストームEV3の基本セットを使って作りました。ポートは次のように接続しています。
・入力ポート1:超音波センサー(今回は使いません)
・出力ポートC:ロボット自身から見て左のモーター
・出力ポートB:ロボット自身から見て右のモーター

アプリを起動した画面がこちらです。
画面の左上にある「?」マークがヘルプです。最初に一度、目を通しましょう。

ヘルプを選択してから、「ユーザーガイド」のボタンを押すと、このように詳細な説明書が表示されます。
なので、ココではこれと同じことを書かず、書いていないことを書きたいと思います。