先のプログラムの改良版です(speed_control 5.llsp3)。
今度は「25cm前進する処理」と「グラフを描く処理」を同時に実行します。これを並列処理といいます。並列処理を行うため、「メッセージ~を送る」ブロックを使います。メッセージとはブロックが出す合図のようなものです。この場合、ロボットが走り始めた瞬間にメッセージを1回だけ送っています。
移動の加速度を「低速」「中」「高速」に変えて、実行してみました。3種類のグラフが出来上がりました。
グラフを見ると、5秒後に秒速0cmになっています。改良することができた証拠です。
あと、「低速」は最初に速度が上がりすぎているように見えますが、これはどういうことでしょうか? 理由を考えてみましょう。