写真の部分に入っている部品が「スピーカ」です。音はここから鳴ります。
分解していないので、どのような種類のスピーカかよく分かりませんが、1.5cmくらいの大きさのマグネティックスピーカではないかと思われます。
マグネティックスピーカのしくみを図にしてみました。そのしかけは電磁石そのものです。
コイルに電気を流すと磁力が働いて振動板を動かします。そして、空気を振動させることで音が鳴るのです。振動する周期は1秒間に100~20000回くらいです。早く振動するほど音程が高くなります。
イヤホンに使うような小さいスピーカならば、マイコンの端子をそのままつなぐこともできます。ただし、NXTのような大きいスピーカでは電流が足りません。そこで、マイコン側の信号を増幅する必要があります。NXTではサウンド出力用のICを使って増幅をしています。