ロボジョイちゃれんじ教室

2-4 ROBOLAB入門

第1回「簡単なプログラムを作ってみよう」

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◆プログラムを作る

さて、ROBOLABを使って簡単なプログラムを作ってみましょう。最初は、「2秒前進して止まる」というプログラムです。このプログラムを作るには、「前進する」「2秒待つ」「止まる」という動作が必要です。

「前進する」には、どうしたらいいでしょうか?
左右のモータを同じ力で同じ方向に回転させることで、ロボットは前進します。今回のロボットの左右のモータは、CポートとBポートに接続されていました。CとBのポートにつながっているモータを回転させれば良いことがわかるでしょう。
青信号の右隣に、Cモータ順回転と、Bモータ順回転を置きます。

「2秒待つ」には、どうしたらいいでしょうか?
秒数は、時計で計ります。「関数パレット」に時計マークの「待つ」というアイコンがあります。ここをクリックすると、「待つパレット」が表示されます。この中から、「2S」と書かれているコマンドアイコンを使ってもいいのですが、「?」と書かれているコマンドアイコンをクリックして「ダイアグラムウィンドウ」でクリックしてください。

ダイアグラムウィンドウには、「?」のコマンドアイコンの右下に1が表示されています。この状態は、「1秒待つ」という命令になっています。数字を1から2に変えると「2秒待つ」に変わります。

数字を変えるときだけ、「ツールパレット」の「人差し指(オブジェクトの操作)」を選んで、数字部分をクリックしてキーボードで数字を入力します。

「止まる」には、どうしたらいいでしょうか、CモータとBモータを停止させれば良いことになります。「待つパレット」の上矢印をクリックして「関数パレット」に戻り、赤い「停止B」「停止C」を使います。

これまで出してきた、コマンドアイコンを青信号から赤信号まで一つづつ確実につなぎます。線をつなぐときだけ「ツールパレット」の「ワイヤを接続」を選んでつなぎます。

ワイヤの接続は、必ず、前のコマンドアイコンの右上と、次のコマンドアイコンの左上を確実につないでください。青信号から、赤信号までピンク色の線でつながれば、ひとまずOKです。

もし、ピンク色の線でつながらず、白黒の線でつながってしまったときには、この白黒の線を消す必要があります。この白黒の線は、「不良ワイヤ」とよび、この不良ワイヤが少しでも残っていると、プログラムはエラーになります。

「不良ワイヤ」を消すには、「ダイアグラムウィンドウ」の「編集(E)」から、「不良ワイヤを削除」を選ぶと削除されます。「不良ワイヤ」を削除した後、確実に、コマンドアイコンを一つ一つ確実につなげましょう。

プログラムが作成されると、「ダイアグラムウィンドウ」の左上の矢印は「白い右矢印(実行)」になります。もし、「白い矢印(実行)」になっていない場合は、「破れた矢印(エラーをリスト)」になります。

もし、「破れた矢印」ならば、「破れた矢印」をクリックすると、「エラーリスト」画面が表示されます。この画面の「エラーと警告」をクリックすると、プログラムの中の問題がある部分にフォーカスが飛び、白黒の線で囲まれます。このように、エラー部分を探し出して、修正します。

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