では、データログを見てみましょう。USBケーブルでパソコンとインテリジェントブロックをつなぎます。
データロギング画面に戻って、ツールバーの「実験を開く」ボタンを押します。
インテリジェントブロック内に集まったデータログが表示されます。先に紹介した「接続」をやっておかないと、何も表示されないので注意してください。
データログはプログラムを実行するたびにフラッシュROMの中に増え続けるようです。不要になったログは消しておいたほうがよさそうです。
写真はデータの取り込み頻度が「10回/秒」だった場合のデータログです。データの取りこぼしがあり、グラフがガタガタになってしまっています。
このグラフを観察することで、さまざまなことが分かります。
→→→ つまり、ライントレースロボットは最低でも50ミリ秒以内にプログラムの判断を下さないとラインの上を走れないということになります。