ここでは、アフレルの『デスクロボ』という家庭学習用のセットを使ったロボットの活用方法を紹介します。(松原拓也)
『デスクロボ』というのは、アフレルという会社が販売している「教育用レゴマインドストームNXT」を使った家庭学習(ホームスクーリング)用のセットのことです。
教育用レゴマインドストームNXTを単体で購入するのと違って、デスクロボにはNXTソフトウェアや充電器や専用のテキスト(教科書)が付属しています。
デスクロボは現在までに次の種類が発売されています。
・『スタート編(第1号~第4号)』
・『ミッション編(第5号~第7号)』
・『ロボットスポーツ編』
・『カラーセンサ編』
・『レゴしんかい6500編』
これはセットまたはテキスト単体で販売されています。詳しい商品のラインナップについてはアフレルのWebサイト(http://www.afrel.co.jp/)を参照してください。
今回は五十川さんの作った「はじめてロボ」をライントレースロボットに改造してみたいと思います。「はじめてロボ」は「ロボットスポーツ編」の前半に登場するシンプルなロボットです。
普通に考えて、ロボットの先端に光センサを付ければ完成しそうですが、実際にはそんなに甘くありません。いろいろと試行錯誤が必要になります。
それでは、改造してみます。
「光センサ」を2つ用意して、「入力ポート2」と「入力ポート3」につなぎます。
入力ポートはモータでふさがっていますので、いったんモータ部分を外してからケーブルを付けます。組み立て後、ケーブルは差しっぱなしになります。