去年(2013年)、新シリーズのレゴマインドストームである「教育用レゴマインドストームEV3」が発売されました。今まで7年間に渡って使われてきた「NXT」との違いにも注目しつつ、EV3を使ったプログラミングについて紹介していきたいと思います。
ちゃれんじ教室でEV3を取り上げるのは初めてのことですので、まずEV3について簡単に紹介したいと思います。 EV3は1998年に誕生した「RCX」から数えて三世代目のレゴマインドストームです。「EV3」は一世代前の「NXT」とある程度の互換性を保っています。
写真はEV3の「基本セット」です。インテリジェントブロックEV3にほか、モーター、各種センサー等がセットに含まれていて、いろいろなロボットを作ることができます。
「インテリジェントブロック」はマイコンを搭載したロボットの頭脳となるブロックです。左が「インテリジェントブロックNXT」で、右が新シリーズの「インテリジェントブロックEV3」です。
NXTの出力ポートは3つですが、EV3の出力ポートは4つもあります。出力ポートが1つ多いことがEV3の大きな特徴です。
EV3では、モーターやセンサーが自動で認識されます。この機能を「オートID」と呼んでいます。
たとえば、「Port View」というアプリを実行中にカラーセンサーを接続すると、画面には「COL-COLOR」と表示されました。自動で認識されている証拠です。