ロボジョイちゃれんじ教室

10-2 ロボット競技に役立つEV3機構入門

第1回「プーリーとベルトを使った仕組み」


【問題1の答え】

では、(1)2つとも同じ回転数・同じ方向で回転 の答えを見てみましょう。

正解は左図のように2つのプーリーに輪ゴムを掛けます。
この問題のポイントはプーリーの大きさと輪ゴムの掛け方にあります。
それは、プーリーの大きさが回転数、輪ゴムの掛け方が回転方向に関係しているからです。
同じ回転数で回転させるためには2つのプーリー大きさが同じでなければなりません。
また、同じ方向で回転させるためには、輪ゴムを平行掛けにしなければなりません。

実際に動かした様子はこちら
この動画は、左側のプーリーを時計回りに回転させています。
手で左側のプーリーを回して、輪ゴムでつながれた右側のプーリーの様子を確認してみましょう。

次に、(2)2つとも同じ回転数・違う方向に回転 の答えを見ていきましょう。

正解は左図のように2つのプーリーに輪ゴムを掛けます。
この問題のポイントは(1)と同様です。
同じ回転数で回転させるために、同じ大きさのプーリーを使います。
ここでは、異なる方向に回転させるため、輪ゴムをたすき掛けにします。

実際に動かした様子はこちら
この動画は、左側のプーリーを時計回りに回転させています。
手で左側のプーリーを回して、輪ゴムでつながれた右側のプーリーの様子を確認してみましょう。

それでは、もう1問。

【問題2】

2つのプーリーと2つのブッシュ(小さいプーリー)と2つの輪ゴムを使って回転数を小さくするにはどうすればよいでしょうか。