では、答えを見てみましょう。
駆動側の歯車の歯数が40、従動側の歯車の歯数が24です。
そのため駆動側の歯車を1回転させると従動側は1.7回転します。
スライダはクランクが1回転すると1往復するので、この場合は1.7往復します。
駆動側の歯車:スライダ=1:1.7
となります。
よって駆動側の歯車を3回転させると
駆動側の歯車:スライダ=3:5.1
となり、スライダが5往復します。
実際に動かした様子はこちら
左側の歯車を回転させると、スライダが往復運動します。手で左側の歯車を回して、スライダの様子を確認してみましょう。
今回は、固定するリンクを変えることで様々な動きを行う4節リンク機構や回転運動を往復運動に変えるスライダ・クランク機構の仕組みについて説明しました。