ロボジョイちゃれんじ教室

2-2 メカメカ入門

第1回「ギアが生み出すパワーとスピード」

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◆プログラムを作る

NXTソフトウェア(教育用NXTソフトウェア)を起動して、新しいプログラムを開き、
[モーターブロック]ひとつだけのプログラムを作る。
モーターブロックのポートを[B]にして、持続時間を[5秒]に設定。

これをNXTにダウンロードしてRUNすると、5秒間、車が前進する。
ここで、この車の走るスピードを目で覚えておいてほしい。
また、走っている車の前に手を出し、車を止めて、車が手を押す力「パワー」も
手の感覚で覚えておいてほしい。

次にプログラムを、次のように変更する。
パワーを[75]から[25]に変更して、ダウンロード&RUN。

どう?ずいぶんスピードがゆっくりになったね。
さっきと同じように、車を手で止めてみて。パワーもかなり弱くなったのがわかるよね。

このようにプログラムの[モーターブロック]のパワーの設定で、車のスピードとパワーをコントロールすることができる。
パワーの数値を大きくすれば、スピードもパワーもアップ。小さくすればスピードもパワーもダウン。

でも、「スピードはゆっくりでいいから、パワーはたっぷりほしい」というときはどうする?
たとえば、急な坂道をゆっくり登らせたいときもそうだし、いろんな障害物がばらまかれた
悪路を走るときもそう。
さらに[モーターブロック]のパワーを最大にしてもパワーが足りないときはどうする?
あるいは、[モーターブロック]のパワーを最大にしてもスピードが足りないときはどうする?

こんなときに「ギア」を使うんだ。
ギアは、おもしろくて奥が深いぞ。じゃ体験してみよう。

まずは、プログラムのモーターブロックのパワーを[25]から[75]に戻して、方向を[↑]から[↓]に
変更した後、NXTにダウンロードしておいてくれ。
まだ、RUNはしなくていいぞ。

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